お役立ち!夜行バス検索サイト☆東京~大阪

alt_1

トップ > 夜行バス情報~東京から大阪間~ > 夜行バスに取って代わられた寝台特急

夜行バスに取って代わられた寝台特急

かつては東京都大阪を結ぶ長距離の寝台特急というものが多数運行されていました。
また、ブルートレインブームということもあり、当時は人気も高かったものです。
しかしながら、夜行バスが台頭するようになり、それによって次々と寝台特急は姿を消していきました。
その大きな要因となったのが、価格です。
バブル崩壊後は特に価格競争が厳しくなり、2万円近くする寝台特急に乗るよりも、格安で利用することができる夜行バスの方を人々は好みました。
コアな鉄道マニアだけでは寝台特急を支えることができず、90年代の終り頃から2000年代の終り頃に次々と寝台特急は姿を消していくことになりました。
特に、東京と大阪を結ぶ路線は新幹線がスピードを強化したことで、ますます寝台特急の立場はなくなっていったのです。


寝台特急が姿を消した後には、東京と大阪を結ぶ路線では、新幹線と夜行バスが熾烈な戦いを繰り広げています。
夜行バスも従来のような格安で勝負するのではなく、他にはないサービスで強気な競争に乗り出しました。
大阪と東京を結ぶ夜行バスの路線には、2万円台という強気の夜行バスが存在します。
これは、新幹線との競争を視野に入れたものです。
通常、新幹線のほうが安くなりますが、これにホテル代金をプラスすると夜行バスを利用したほうが安く利用できるようになります。
これに目をつけたバスの運行会社は、夜行バスのメリットを前面に押し出し、ビジネス利用の強化に乗り出したのです。
実際、夜行バスを利用したほうが安くコストを抑えられるのみならず、早朝に東京、もしくは大阪に目的地に到着できます。


こうしたメリットにビジネス利用者たちが注目するようになり、夜行バスは新幹線から積極的に顧客を奪うことに成功しています。
寝台特急が亡くなってしまった今、夜行バスと新幹線の間で熾烈な戦いが繰り広げられるようになりました。
速さでは新幹線にかなわない反面、価格と到着時間帯で夜行バスは勝負をかけています。
これによって夜行バスに流れる客も実際に増えていて、夜行バスは人気を集めています。
もちろん、従来のように格安での夜行バスも運行していますが、安さだけで勝負していた時代は終りを迎え、顧客の多様なニーズに応えることのほうが重要になってきています。
細やかなサービスの行き届いた夜行バスも登場し、ビジネス利用者のみならず、女性の一人旅にも人気を集めるようになり、夜行バスを取り巻く状況が変わっています。

ページトップへ