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2000年代の夜行バスの熾烈な価格競争

2000年代はとにかく安ければ良いという風潮があり、そのあおりを受けて夜行バスもかなり熾烈な価格競争を強いられることとなりました。
東京と大阪を結ぶ夜行バスの場合、最安値で片道2500円という価格で利用することができ、そのしわ寄せがバスの運転手に来てしまっていたことが記憶に残っています。
こうなってしまうと、とにかく安さで便数を増やして運行しなければならないため、運転手がしっかりと休むことができないという状態が続いてしまっていました。
東京と大阪というのは距離も長く、2人体制で運転していても、夜間の走行ということもあって神経を使うことも少なくなかったといいます。
そうした状況から運転手がしっかりと体を休めることができないため、結果的に事故につながってしまったこともありました。


こうした状況を顧みて、国は規制を強化することにしたのです。
様々な規制が設けられたことで、夜行バスをはじめ長距離バスの運転手に大きな負担がかからないように改善がなされることとなりました。
それにより、夜行バスは価格競争一辺倒ではなく、利用者のニーズに合わせたバスが運行されることになったのです。
たしかに、現在でも格安の夜行バスは運行しています。
出発直前になると、1500円ほどの格安でバスが運行されるということもあって、驚くような価格帯になっている場合もあります。
しかし、2000年の頃に比べるとかなり状況は改善されたと言っても過言ではありません。
価格も上昇して最安値をバス会社同士が競い合うという風潮は幾分か落ち着いてきたように感じます。
それに伴い、高級路線のバスが登場しました。


夜行バスを始めバスの運賃の値上げに伴い、バスの環境もかなり改善されたと言えます。
まず、4列シートであっても一人ずつコンセントが付いていて、スマートフォンなどの端末を充電することが可能になりました。
コンセントが付いていないのは本当に安さで勝負している長距離バス、もしくは短距離バスで、ある程度の価格を支払えばコンセントは必ず付いています。
また、3列シートは女性に人気があります。
3列シートの夜行バスには女性専用車両が搭乗しました。
女性占領車両というのはプライバシーにかなり配慮していて、プライバシーを保護できるように個別にカーテンが付いています。
個室にはなっていないものの、カーテンで仕切ってしまえばそれだけでプライベートなスペースを保持することができるとあって、女性に人気です。

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